流通と都市開発などの視察・見学先として覗いてみたい初のダウンタウン・ネイバーフッドストア

 ここ数年全米向けにディスカウント・ストア、大量購買スーパーマーケットといった従来のイメージを打破する、ヒップでファッショナブルなマーケティング展開を計っているターゲット。世界的にもリーテール部門最強企業で第3位にランクされるターゲット社の本社も同じストリートに建っています。
Target 総合生活空間といったコンセプトを主体に、独自のインテリア、雑貨ブランドを発表し、また若者に人気の「マッシモ」「ミズラヒ」といったブランドを低価格で提供し、若者層の集客を目指すなど、活発に新しいイメージ浸透を行っています。
 その集大成ともいえるのが、初の市街型店鋪として、2001年秋、ミネアポリスのダウンタウンの中心地にオープンした「ターゲット」。簡単食料品からファッション、日用品、インテリア、雑貨などバラエティに富む商品構成、昼休みのビジネス・ピープルを狙って、ファストフードのフードコートも備えたストアデザインに加え、オフィス・ビルに繋がるスカイウェイ・レベルにもレジを設置するといった、ダウンタウンの立地にそった店鋪となっています。また、ダウンタウンに居住するシニア層などへの配慮ともなる、カートの自動エスカレーター移動システムを導入していることも、郊外型との差別化の一つ。また、都市再開発による市街住宅建築ラッシュに合わせ、ダウンタウン在住者へのニーズを考え、コンパクトな食料品、冷凍、インスタント食品販売を展開。またコンベンション参加者、旅行者への配慮を考え、ドラッグストア・コーナーに気軽に医療アシスタントを受けられるミニッツ・クリニックを開設するなど、新たなストア展開を見せています。都会型量販店としてのモデル店ともいえます。

 

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